今回は、「軽いウォーキングなどの低強度の運動でも脳を活性化できる 運動で高齢者の認知機能を維持・増進」について掲載しようと思う。内容は、
高齢者がウォーキングやエアロバイクなどの低強度の運動に取り組むと、脳の前頭前野で脳活動が効率化し、実行機能(目標に向かって行動や意識を制御する能力)を高められることが、筑波大学と米カリフォルニア大学の研究で明らかになった。
身体への負担やストレスの少ない低強度の運動であっても、脳に刺激をもたらし、認知機能を高められる可能性がある。「高齢者も取り組みやすい、実行機能を高める運動プログラムの開発につながる成果」としている。
出典:保健指導リソースガイド
はたして「運動は高齢者の認知機能を維持・増進するために有用」なのか?
要点を纏めると
「筑波大学と米カリフォルニア大学の研究によると、運動を習慣として行うことは、特に高齢者で認知機能を維持・増進するために有用であることがわかった。
身体への負担やストレスの少ない低強度の運動でも、脳に刺激をもたらし、認知機能を高めることができるという報告がる。
また、早歩きなどの中強度から高強度の有酸素運動は、前頭前野の実行機能を高めるという報告もある。今回の研究では、低強度の有酸素運動を習慣として行うことが、中高齢者の実行機能にどのような効果をもたらすかを、脳内メカニズムから明らかにすることを目指すそうだ。」
ということで、適度な運動は「高齢者の認知機能の維持には有効である」ことは分かった。
ここで問題なのは分かっていても、なかなか実践・継続することが難しいことが課題となっている。
実行機能を高める運動プログラムの開発につながることが期待されているようだ。
さて、日々のウォーキングを欠かさない私は、今後の認知機能の維持・増進はどうなっていくのか?考えさせる内容だった。